はんこの文字を変えてみれば様々な用途に使えるアイテムに

2020-10-17
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はんこというと、自分の姓をシンプルにデザインしたものだけをイメージしがちです。しかし、最近は簡単にいろいろな文字やマークを注文することができるようになっているので、姓だけではなく様々なはんこを使えます。

使い道によっていろいろなものを作って活用していくことで、暮らしをより楽しく、便利なものにしていきましょう。

まずは基本のはんこを

初めてハンコを購入する方は、まず自分の名前など普段使いできるものを作りましょう。すでに持っている方も多いでしょうが、ある程度の年齢になったらよりしっかりした素材で、きちんとしたものを作っておくこともおすすめです。

就職などの節目で作るのもよいですし、大きな取引をする機会がある方は、実印などが必要になる場合もあるので、そのタイミングできちんとしたものを作っておきましょう。長期間使うものなので素材にこだわったり、ケースもしっかりしたものにしておくとよいです。

入れる文字は決まっていても、どのようなデザインになるかはそれぞれの好みで決めることができる場合も多いです。同じ文字でも字体が変われば印象が大きく変わってきます。運勢を考えた形にすることもできるので、専門店などで相談をしてみるのもよいでしょう。

同じ文字でもイメージが変わりますから、場面に応じて使い分けやすくなっていきます。こうした形でまずは契約などに使う実用的なはんこを、持っていない方は新しく、すでに持っている方も必要に応じて購入しておきたいものです。

下の名前で作っておくのもおすすめ

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はんこを作るときには、たいてい姓の部分の文字で作ることになりますが、そう決まっているわけではありません。下の名前で作ってもよいのです。特に女性の場合には、結婚すると姓が変わってしまうこともあります。せっかく素敵なはんこを作っても、結婚したら使えなくなってしまうのはもったいないものです。

また、家族でみんな同じ文字になってしまうと、見分けがつきにくくなることもあります。こうしたときに作っておきたいのが、下の名前を入れたはんこです。下の名前をはんこにしておくことで、結婚後に姓が変わってもそのままはんこを使い続けることもできるようになります。

最近は女性だけではなく、男性側が姓を変えるケースもあるので、男女ともにこうしたことを考えてはんこを作っておくのもおすすめです。また、家庭内で誰の物かマーキングするために使いたい場合、下の名前を入れたはんこをマーク代わりに使えば、誰の物かがわかりやすくなります。

下の名前は親御さんが思いを込めてつけてくれた素敵なものも多いですから、そういった思いのこもった名前を常に目にしておくことは生きるうえでの大きな力にもなってくれますね。

文字ではないマークを入れる

カジュアルにはんこを楽しみたいなら、シンプルな文字だけではなくマークのようなものを入れておくと、よりオリジナリティが出て楽しめます。蔵書印などは姓のはんこを使っている方も多いかもしれませんが、処分するときに自分の名前が残ってしまうことに抵抗を感じる方もいるでしょう。

そういった方はあえて文字を入れるのではなく、自分のものだとわかるようなマークを入れておくと、知らない人には名前を知られることもなく、プライバシーも守りやすくなります。名前と一緒にマークを入れてデザインする方法もあります。

ちょっと楽しい雰囲気になったり、自分のイメージが伝わりやすくなったりします。手紙やメモなどに使ってみると、シンプルな手紙やメモに楽しさを添えることもできます。どの様なデザインが自分に向いているのか、好きなものや似ているといわれたものなどを考えてみて、そういったマークを使えないかどうか検討してみましょう。

外国人の方にはんこが人気

外国人の方はもともとはんこを使う文化がないため、日本ならではの文化の一つとしてハンコに興味を持つケースが多いようです。そういった方と親しかったり、贈り物をしたりする場面があるのであれば、名前を入れたはんこを作って贈ってみるのもよいのではないでしょうか。

名前の音を日本語の漢字におきかえたり、カタカナで文字を入れたりするケースが多いです。漢字に興味がありそうな方なら漢字に置き換えた形の方が喜んでもらえるでしょう。明るく素敵な意味を持った漢字をあてられると、その由来を伝えるときにきっと喜んでもらえるはずです。

考える時間も相手を思う時間となりますし、コミュニケーションのきっかけにもなりますから、ぜひこうした贈り物に使ってみましょう。

文字以外も彫れる?はんこ絵柄の可否と購入方法

同じ文字でも印象が変わる

はんこの文字の事態にこだわっていくと、それだけでも印象が大きく変わってきます。お店やサイトなどで注文する際には、どのような字体が使えるのかチェックしてみましょう。荘厳なイメージの字体もありますし、丸みを帯びたかわいらしいものもあります。

使う場面や自分のキャラクターに合わせて選んでいくとよいでしょう。ひらがなには特に丸みのあるかわいらしい形が似合います。ビジネスで使うならきれいに見え、字が読みやすいシンプルなものが良いでしょう。実印などに使うのであれば、複製しにくい複雑な形の字体が向いています。

誰がどのように使うのかを考えて文字の入れ方を考えていきましょう。用途に応じていくつか違った形のものを持っておくのがおすすめです。

qrコードがデザインされたハンコの活用シーンと作り方

文字の入り方をしっかりシミュレーション

はんこを注文する場合、印材を決めて文字と字体を指定すれば注文することができますが、実際に出来上がってみてどうなるかということは確認しにくいものです。

出来上がってからイメージが違うなどの問題はできれば避けていきたいところです。既製品なら見て選ぶことができますが、珍しい字体を選んだり、名前自体が珍しかったりするとそういうわけにはいきません。見本としっかり見比べたり、インターネット上でシミュレーションできるならそういったものを利用したりすると、イメージの違いを避けることができるでしょう。

しっかりこだわって自分好みのはんこを作り上げていきましょう。

好みのイメージのはんこを作ろう

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はんこは事務的に使うだけではなく、生活の中やコミュニケーションに役立てることができるアイテムでもあります。自分らしさを発揮していくためにも、納得のいくデザインのはんこを作って使用しましょう。同じ名前であっても、字体が違うだけで印象は大きく変わってきます。

自分の好みのイメージの物が作れるようにしっかり選んで注文していきましょう。